AI時代の5Sの大切さ
中堅・中小企業の悩みは大手ほどマンパワーの資源が多くないということがあります。
だから、最新テクノロジートピックスや国策が発表されても、攻めの事業はコストがかかるので、本事業をしながらプロジェクトを両立しにくい現状があります。
これは、共働きで子育てや家事の両立に悩む近代的な悩みと共通の事項でもあります。
実際、働き方改革は年配の人も引退せずに働いてほしい・・・というほど、人的資源が枯渇しているような状況です。そこで、働き方改革ということになるのですが、ダブルワークとかポートフォリオワーカーなど、家庭の多能工化が求めらえることとなります。
第一次産業が盛んな頃を振り返ってみると、案外そのような働き方だったことがわかります。ただし、その時代では子供の教育については格差がありました。
ネット時代になってポスト資本主義が叫ばれ、シェアエコノミーでモノからの脱却や水平構造組織へと社会関係資本の構造も変わってきています。
その対応として、すぐ「ITスキル」や「ITリテラシー」の向上、AIやロボットの導入、クラウドやビッグデーターのマーケティング分野での活用、「プログラミンンぐ教育」「コミュニケーション力」のカリキュラムが、国策として旗がふられてきました。
マンパワーが足りないと、しりに火がつかず、なかなか行動を起こせないのが常となっていますが、そこで、「攻め」に転じるために、5Sの登場となります。
5Sは製造業や生産現場やバックヤードのものだけではありません。これからの「攻めの経営」(新しいことに投資する利益を生むための行動と本業の整理)には、経営者自身の5S、経営者の家庭からの5Sがそのスタートとなります。
目標リストアップし、やることやらないことを整理して、3か年の優先順位を決めて、今年やることを発表します。できることからスタートし全員でふりかえりをしながら行動をすすめます。
急にスタートはできませんので、そこは、バイプレイヤーとともにスタートすると、勇気がわくでしょう。バイプレイヤーを探してみませんか?