中小企業のためのSDGs活用ガイドブックとは
中小企業はすぐ成果を出したい
もう、勉強はしたくないんですよ。とか、で、どんなことをするのですか?
という声をお聞きします。
それも当然だと思います。
「共感」できないこと「腹落ち」できないことは、行動に起こしても成果につなげにくい。という現場が近いからこその直観が、中小企業のある意味強みです。
SDGsを活用するプロジェクトは、中長期視点が必要な業務改革やIT化、DXなどの複雑度が高いアクションを実施する必要があるため、「良き伴走者」が身近にいない場合は、取り組みにくいでしょう。
しかし、複雑なことは、細かくステップを分けて順番に取り組めばそう難しくもなくなります。むしろ、細かいステップを実行するには、中小企業だからこそ大きい企業やすでにIT化してしまった企業よりは有利です。大きな予算や新たな体制を組むこともなく、いつもの経営資源で、柔軟に試行錯誤しながら省コストでスタートできるため、一気にすすむこともできれば、すぐやめることもできるからです。
ガイドブックの目次
1.SDGsを意識しない経営では生き延びていない
2.中小企業にとってのSDGsとは?~SDGs活用のポイント~
3.経営の面からSDGsを意識した方が良い4つの視点
①消費者・顧客 ②取引先 ③資金調達 ④採用
4.やってみよう!SDGs経営
①ステップ1:SDGsを理解する ②ステップ2:自社の事業の中でSDGsへの貢献にあたる取り組みを探す、または、自社で取り組むSDGsに関係する優先課題を決定する ③ステップ3:目標を具体的に設定する ④ステップ4:経営へ統合する ⑤ステップ5:SDGsに取り組んだ事項の報告とそれについてコミュニケーションを行う
5.「ステップ」を直実に進めるために[補足説明]
6.経営課題別SDGs実践
①経営戦略×SDGs ②生産・サービス管理×SDGs ③人事・労務×SDGs ④新技術・新製品・新サービス開発×SDGs ⑤新市場開拓×SDGs ⑥事業承継×SDGs
7.中小企業のSDGs経営の事例
8・Q&A
9.参考~SDGsの歴史等~
すでにバッジをつけていらっしゃる場合は、ステップ1までは済んでいると思います。
が、ステップ2と3は、従業員やスタッフと合意しながら進めていくことが一番のポイントとなります。
会議の仕方を「対話型」にチャレンジしていく必要があると思います。
最近では、KJ法だったりブレーンストーミングだったり、グループでわいわいがやがやと盛り上がる手法も学べる機会もあります。このような今風の「わいがや」が大切になります。
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